【Vol.1】熱くなれプロ野球・・・

2008年に起きたリーマンショック

アメリカのモンスターバンクであるリーマンブラザーズが破綻し、日本でも100年に一度の大恐慌と言われた。

金融業に始まり製造業、不動産業にITを始めとするサービス業は大打撃を受けた。

多くの企業が狂ったように「リストラ」を敢行した。

生き残るためには致し方なかったかもしれない。きっと断腸の思いだったんだろう。

入社2年目だったが、あの時期は本当にきつかった記憶しかない。

つい昨日まで一緒に仕事をしていたパイセンが突然リストラにあったこともあった。

 

景気に左右される一般企業は厳しい・・・

 

ただ、その逆もまた然りだ。

業績が良ければリストラなんてことはほとんどない。むしろ給料が上がる可能性が高まる。社員も安心して生活できる。業績上がっていきなり「はい、今日付けで君は退職ね」なんて言われたらソッコーで労働基準監督署行きだぜ。

 

ここでプロ野球界を考えてみる。

野球をやったことのある少年であれば誰もが一度は憧れる華の舞台。

小学校の卒業文集で「将来の夢はプロ野球選手になることです」なんて・・・ざらにある話だ。

 

つい先日もドラフト会議があった。

指名された選手は夢と希望でいっぱいだ。

 

でもよ、このプロ野球界。

平均寿命は29歳だ。

これやばいぜ。

一般企業だったら経験も積んで、さぁ来年からは管理職だ!なんて言っているときに突然職がなくなる。

支配下選手は70名と決まっている。

要は毎年、ドラフトがあるということは毎年誰かしらが辞めているということだ。

 

戦力外・・・

 

今年も「戦力外」に「自由契約」と各種スポーツ新聞の一面は賑わう。

なんとまぁ、厳しい世界だ。

 

高卒は5年目、大卒であれば3年目から活躍しないと「戦力外」への死亡フラグがビンビン立つ。

 

お前はもう死んでいる・・・

 

入団したときに掲げた目標は、いつの間にか「今年も何とか生き残った」的な超ネガティブな考えに変わるんだと。

結果残さず悠々と生き残っているのはハンカチ王子こと天下の斎藤佑樹さんくらいじゃなかろうか。。。さーせん。

 

あまりに短い選手生活・・・

ちょっとの活躍では生き残れない。

活躍できない選手がほとんどだ。

 

グランドを去る選手も高校時代は4番でピッチャーだよ。

みんなに期待されてたんだよ。

 

ドラフト戦略で目をぎらつかせるフロントやスカウトを横目に静かにグランドにバイバイ。

夢と希望を無くした20代ほど切なすぎるものはない。

 

何か残したい。

だってさぁ、誰よりも才能があり、誰よりも努力をした野球少年の集いでプロ野球は成り立ってんだぜ。

 

目立とうぜ。

もっともっと目立とうぜ。

 

このブログで発信していく。

 

活躍できなくて去っていった名もなき選手たちのためにも発信は必要だ。

 

発信して発信して発信しまくってやる。

 

それでどうなる?

そんなことは関係ない。

むしろ自己満だろと言われてもいい。

 

初めてグランドに足を踏み入れた時の夢や希望を奮い立たせようぜ。

 

やってやろうぜ。

 

だってさぁ、俺だって、死にたくなるくらいプロ野球選手に憧れた少年時代があったんだぜ。

まぁ、ソッコーで予選落ちだったが。

 

プロ野球・・・

元来そこには希望しかないものだぜ。

観客をしびれさせるもの。

 

それは、ノーパンの超絶ギャルでもない。

美脚美乳のモデルでもない。

 

熱くなれプロ野球

夢を与えろプロ野球

 

プロ野球の素晴らしさをこれから伝えていく。